懇親会は研修やイベントの終了後に参加者同士がリラックスした雰囲気で交流し、新たなつながりを築くための大切な場です。開催方法や内容にこだわることでさらに交流を深められるようになり、チームの結束を高めたり、社内コミュニケーションが活性化したりといった効果が期待できます。
この記事では、懇親会をより盛り上げるためのアイデアとヒントをご紹介します。「参加者に楽しんでもらえる懇親会にしたい」とお考えの担当者様はぜひご覧ください。
懇親会の重要性とメリットは？
懇親会は単なる社交の場だけでなく、参加者同士の人間関係を深め、コミュニケーションを活性化させる重要な要素です。ビジネスの成果を上げるためには「メンバー間の信頼と連携」が欠かせませんが、懇親会を開催することでチームの信頼や連携力を高めることができます。懇親会の重要性について改めてチェックしてみましょう。
チームの一体感を醸成できる
懇親会に参加することで社員同士の交流が深まり、チーム全体の一体感が醸成されます。互いに顔や人となり、考え方を知って関係性を築くことで、業務の効率や効果が向上します。
コミュニケーションが活性化する
懇親会ではプロジェクトや業務に関係ないトピック、趣味など幅広い話をする機会が生まれます。これにより、普段の業務では気づかない共通の興味や価値観が明らかになり、コミュニケーションがより活発になります。
緊張をほぐしリラックスにつなげられる
日々の業務やプレッシャーから解放され、リラックスした雰囲気で交流できる懇親会は、社員たちの緊張をほぐす効果も期待できます。リラックスした状態での交流によって新たな気付きや発見を得られたり、忌憚のない意見効果ができたりします。時には新たなビジネスアイデアが生まれることもあるでしょう。
企業や上層部の考え、ビジョンを伝えられる
チームリーダーや管理職が懇親会を主催することで、社員との距離を縮めつつ“経営理念”“上層部のビジョン”を伝えやすくなります。自身の考えやビジョンを共有することで社員のモチベーション向上にもつながるでしょう。
人材の育成と定着
懇親会を開くことで新入社員が会社に溶け込みやすくなり、環境に適応しやすくなる効果もあります。また、社員同士の良好な関係が人材の定着にも影響を与え、長期間にわたって働く意欲を高められるでしょう。
懇親会で交流を深めるためのヒント
懇親会では食事をしながら互いに交流を深めていきます。そこで重要になるのが、「懇親会にどんなコンテンツを盛り込むか？」という点です。懇親会をどうやって盛り上げれば？と感じたら、ぜひ次のヒントを参考にしてみて下さい。
自己紹介の機会を設ける
初対面の参加者同士でも、簡単な自己紹介の時間を設けると打ち解けるきっかけが作れます。名前や職種だけでなく、趣味や特技など個性的な一面も共有すると良いでしょう。
小グループでのディスカッション
大人数でプロジェクトに携わっている場合、メンバー全員と話す機会は少ないかもしれません。そのような場合は懇親会で小グループに分かれ、テーマに関するディスカッションを行うのがおすすめです。
小グループに分けることで参加者同士の意見交換が活発化します。また最後にグループ代表を決めて発表をすることで、別のグループの異なる意見に触れることもでき、見聞が広がって実りのある懇親会にすることができます。
アクティビティを導入してみよう
懇親会にアクティビティを導入することで、より楽しい雰囲気を作り上げることができます。
例えばクイズ大会やワークショップなどを行うと大変盛り上がるのでおすすめです。また後述しますが、アクティビティは参加者のアイスブレイクにも役立ちます。
楽しみながらできるアクティビティを活用し、参加者同士のコミュニケーションを促進しましょう。
テーマを設定して楽しさをアップさせる
懇親会にテーマを設定することで、参加者が共通の話題に触れる機会が増えます。テーマに沿った衣装やデコレーションを取り入れることで、より一体感のある雰囲気を作り出せるでしょう。ユニークな懇親会にしたい場合はぜひ検討してみて下さい。
参加者のアイデアを取り入れてみる
参加者の意見やアイデアを積極的に取り入れることで、より多様な活動が実現します。懇親会終了後のアンケートでヒアリングをするほか、事前にアイデアを募集するのもおすすめです。
参加者のアイデアを取り入れることで参加者を主体とした懇親会を実現できますし、参加者の企業に対するエンゲージメント（愛着）向上にもつながります。
懇親会にぜひ取り入れたい「アイスブレイク」とは？
懇親会を成功させるポイントは、参加者同士が打ち解けるきっかけを作ること。そのきっかけ作りにおすすめなのが、アイスブレイクゲームです。
アイスブレイクとは緊張を解きほぐす活動やゲームのことで、懇親会に取り入れることでお互いの心の距離が縮まり、親睦を深めやすくなります。食事だけで終わりではなく、こうしたお楽しみも上手く取り入れながら交流機会を創出してみましょう。
【手軽にできるおすすめのアイスブレイクゲーム】
・研修内容に関わるクイズ
・「もし無人島に何か一つ持っていくとしたら？」などの想定ゲーム
・伝言ゲーム
・自己紹介ビンゴ
・ウソ＆ホントゲーム など
最初の3つは定番ですが、特に試してほしいのが「自己紹介ビンゴ」「ウソ＆ホントゲーム」です。
自己紹介ビンゴ
自己紹介ビンゴとは、参加者同士の共通点を使ったビンゴです。
まずあらかじめビンゴ用紙を作成しておき、3～4個のお題に沿った参加者の答えを書いてもらいます。そして参加者に一人ずつマスに書いた内容を発表してもらい、同じ内容に当てはまったら×を入れてビンゴを進めていきます。
他の参加者との共通点を知ることで親近感が持てますし、交流のきっかけを得られるのがこのゲームの良いところです。景品を用意しておくとさらに盛り上がるでしょう。
ウソ＆ホントゲーム
ウソ＆ホントゲームは自己紹介系のゲームのひとつで、自己紹介の中にウソの情報をまぎれさせ、どれがウソかを当ててもらうゲームです。
まず紙にペンで自分についてのホントのことを2つ、ウソを1つ書き、順番に発表します。発表の後に質疑応答を行い、最終的に発表者以外のメンバーで「どの情報がウソか」を当てるというゲームです。
人数が多い場合そのまま発表すると小チームに分けるなどの工夫をして時間を短縮する必要がありますがもっとも“ウソを見破られなかった参加者”を優勝者として称えます。ウソと本当の情報の読み合いや推測がおもしろく、また参加者の内面などを知れるため、初対面同士の懇親会にもおすすめです。
懇親会を盛り上げるアクティビティの注意点
懇親会を盛り上げるために欠かせないアクティビティですが、実施の折には以下を注意しましょう。
・運営チームの人手が少ない場合、準備に手間がかかるものは避けた方が無難
・参加者全員が興味を持って楽しめる内容にする
・体格や経験などで不利益が出ないものにする
・交流を深められる内容にする
懇親会の開催担当者が少人数である場合、準備に時間や手間がかかるアクティビティは避けた方が無難です。懇親会では会場や食事、プログラム、宿泊ありなら宿泊部屋というふうにさまざまな手配が必要です。そこにアクティビティの準備が加わると、リソースが足りなくなる可能性があります。
もし手間のかかるアクティビティを実施したい場合は、外注業者に依頼するなどの対処を考えましょう。
また、アクティビティについては参加者全員が興味を持って楽しめる内容を選定しましょう。初対面の参加者が多い懇親会では体格や経験で差が付くような内容（スポーツなど）もなるべく避けた方がいいかもしれません。
加えて、個人のみで完結するものではなく、他の参加者とのコミュニケーションを必須とする内容にすることも重要です。たとえばビンゴであれば、ただビンゴをするのではなく、先にご紹介した自己紹介ビンゴなど会話が進みそうなものにするとよいでしょう。
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研修や会議後の懇親会は、チームメンバーや従業員同士の心の距離を近づけ、結束力を高める効果が得られます。またお互いの考え方や意見をフランクに話し合うことで、ビジネスがスムーズに進んだり、新たな価値・アイデアが生まれたりする可能性も高まります。
ディスカッションやゲームなどのアクティビティを通じて相手を深く知れるのも、仕事を離れて開催する懇親会だからこそできることです。
これから懇親会を開催するならば、ぜひL stay＆grow晴海へご相談ください。
当館は会議室・ホテル・レストランが三位一体になった「研修特化型ホテル」のため、「研修後にそのまま懇親会を開催する」「重役同士の会議のあとに懇親会を開く」といったニーズにもご対応可能です。懇親会後はそのまま館内の宿泊フロアへすぐご移動いただけるため負担が少なく、懇親会そのものの満足度も高くなります。
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