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2023.04.17|研修・会議お役立ち情報
経営合宿を開催するメリットは? 実施のポイントやステップを解説

会社の役員など、上層部が参加する「経営合宿」。

経営合宿を開催するとどのようなメリットが得られるのでしょうか? ここでは経営合宿を開催するメリットや、成功のポイントをご紹介。経営合宿開催の流れについても解説しているので、ご参考になさってください。

経営合宿を行うメリット

経営合宿とは、会社の役員・幹部といった“ボードメンバー”で行う合宿です。
経営合宿を行うメリットはさまざまですが、おもに以下の4つのメリットが得られます。

・役員間のコミュニケーションが深まる
・会社の未来や方向性を共有し、じっくりすり合わせられる
・役員同士の“横のつながり”が強化される
・リフレッシュできる

それぞれくわしく見ていきましょう。

役員間のコミュニケーションが深まる

経営合宿の最大のメリットといえば、役員間のコミュニケーションが深まることです。

役員となるとそれぞれ多忙なため、“じっくり顔を突き合わせて意見交換をする機会”が作りにくくなります。場合によっては「役員会でのみ話したことがある」という間柄の人もいるのではないでしょうか。

経営合宿でじっくりとコミュニケーションを取る時間を設ければ、はじめはうわべの会話であったとしても、時間をかけるうちに本音どうしでの話し合いができるようになります。

また、一度本音で腹を割って話し合うことで、経営合宿後のコミュニケーションが円滑になる効果もあります。よって経営合宿は、経営陣のチームビルディングにとても効果的な方法だといえるでしょう。

会社の未来や方向性を共有し、じっくりすり合わせられる

経営合宿で経営や事業、会社の今後に対する忌憚なき意見を交わすことで、お互いの信念・方向性・将来への展望などがまる分かりになるでしょう。フランクなコミュニケーションを交わすことで、お互いを理解し、経営に対する考えを共有できるのです。

また、それぞれの意見や考え方を共有することで、異なる意見や考えをすり合わせやすくなります。
これにより会社・経営陣としての方向性が同一化し、かじ取りがしやすくなるでしょう。

役員同士の“横のつながり”が強化される

“非日常”を共有する経営合宿では、普段の業務では知りえない相手の新たな一面を知ることもできるでしょう。

人は他人の意外な一面を知ると、親近感を持ちやすくなります。たとえば、普段の役員会議ではカタブツだと思っていた人が、実は非常にユーモアに富んだ柔軟な発想のできる人だった……というのはよくある話です。

また経営に関すること以外でも、雑談中にプライベートや趣味の話に花が咲き、関係性が深まるケースも多いでしょう。長い時間寝食を共にすることで役員同士の横のつながりが強化されていき、連携力も高まります。

リフレッシュできる

忙しい業務を離れて行う経営合宿には、普段の疲れを癒す“リフレッシュ効果”もあります。

経営合宿で話し合ったり、レクリエーションを楽しんだりすることで、日常の疲れをリセットできるのです。

これにより通常業務にも意欲的に取り組めるようになりますし、経営合宿の体験をヒントに新たなビジネスアイデアが生まれる可能性もあるでしょう。

経営合宿を実施する際のポイント

経営合宿を実施するにあたって知っておきたいのが、次の3点です。

・早めのスケジューリング&告知を心がける
・参加意義、コンセプトを明確にする
・話し合いだけではなくレクリエーションも取り入れる

早めのスケジューリング&告知を心がける

経営合宿では、社長を含む経営陣が参加します。ときには管理職クラスの人材も呼び、やや大規模な催しとなることもあるでしょう。いずれの場合も、スケジューリングは早めにすませておくことが重要です。

幹部クラスになれば対外的な業務で多忙ですし、管理職についても同様です。
早めにスケジューリングをして告知をしておかないと、欠席者が多くなり経営合宿そのものの意義が薄れてしまう可能性もあります。

より多くの役員に参加してもらいたいなら、開催スケジュールを早々に決めておき、すぐに周知して参加を促しましょう。

参加意義、コンセプトを明確にする

経営合宿を実施する際には、参加する「意義」を明確化することが重要なポイントです。

「ただなんとなくみんなで話したいから」というふうに、明確なコンセプトなく経営合宿を企画したとしても、おそらく参加を渋る人が現れるでしょう。

一方「新規事業について本音の意見を聞きたい」「役員同士の幅広い意見や考え方を知る」「まずはお互いの人となりを知る」というふうに、明確なコンセプトがあればどうでしょうか。おそらく、何もコンセプトがない状態に比べて、お互いに話しやすい状況が作れるでしょう。

ただし、コンセプトを明確にした際には、会社の代表が率先してコンセプトを体現することが重要です。

たとえば「新商品に対し本音で意見交換をする」ならば、社長が率先して本音を話し、後に続きやすい雰囲気を作りましょう。経営合宿では建前や遠慮は不要であることをトップが示せば、役員同士の“腹を割った意見交換”のハードルが下がります。

話し合いだけではなくレクリエーションも取り入れる

経営合宿のメインは「コミュニケーション」ですが、話し合いだけではなくレクリエーションを盛り込むことも重要です。たとえばゴルフやスキー、バーベキューなどのアクティビティを取り入れると、会議室では生まれることのない多彩なコミュニケーションが実現できます。

またレクリエーションによってお互いの緊張もほぐれやすく、より意見交換のしやすい環境が作れるでしょう。

経営合宿開催のステップは?

経営合宿を開催するステップは次の7つです。

1.経営合宿のコンセプトを企画・決定
2.スケジュールと内容、参加者の決定
3.会場の下見・選定・予約
4.参加役員への告知
5.準備物、交通手段等の手配
6.合宿終了後、レポート作成
7.効果を分析

各ステップをくわしく解説します。

1.経営合宿のコンセプトを企画・決定

前の項でも触れましたが、経営合宿を開催する際には「明確なコンセプト」が必須です。

「役員メンバーが大幅に変更となったため親睦を深めたい」という場合と「古参役員が増えたため改めて本音での意見交換をしたい」という場合では、経営合宿の内容やスケジュール等も大きく変わるはずです。

まずはコンセプトを明確にし、そこから内容を詰めていきましょう。

2.スケジュールと内容、参加者の決定

経営合宿のコンセプトが決まったら、詳細な内容を決めていきます。そのうえで役員の全員が対象なのか、代表とその側近だけなのか……というふうに、参加者を選定します。

現場の従業員の意見を吸い上げたい場合は、管理職やリーダー職の招集も検討してみましょう。

なお、経営合宿ではあらかじめ役員へスケジュール確認を行い、その中で参加しやすい候補日を2~パターン決めておくことをおすすめします。

3.会場の下見・選定・予約

経営合宿を行う以上、会場を選定する必要があります。「アクセスがいい場所」「景色が美しい場所」など、いくつか候補を出したうえで下見を行いましょう。施設の設備や使い勝手、食事内容なども細かくチェックします。

特に、客室のクオリティは必ず確認しておきたいところです。上層部の泊まる客室はもちろん、その他の役員が泊まる客室についても、快適に過ごせるかどうかを見ておきましょう。加えて、スタッフの対応についても確認が必要です。

候補の中から最適な会場が見つかれば、開催候補日をもとに予約をします。
同時にこの時点で準備物や手配すべきもの(交通手段など)も確認、リストアップしておきましょう。

4.参加役員への告知

経営合宿の詳細が決まったら、参加役員へ告知を行います。当日以降のスケジュールや内容、持ち物、集合場所などを漏れなく通知しましょう。
また、役員以外の従業員に対しても経営合宿を実施する旨を通知しておきます。

5.準備物、交通手段等の手配

あらかじめ用意しておいたリストを参考に、当日の準備物や交通手段の手配を行いましょう。

6.合宿終了後、レポート作成

経営合宿が終了したら、レポートを作成します。社内広報などに掲載し、どのようなことを話し合ったのか、今後会社にどういうふうに反映していくかを周知するとよいでしょう。

7.効果を分析

レポートと合わせ、1ヶ月後、3ヶ月後……というふうに定期的に振り返りを行い、経営合宿の効果を分析します。この分析結果をもとに次回の開催目的、内容を決めることで、経営陣の関係性をより強固なものへと変えられるでしょう。

経営合宿で一枚岩の組織を作り上げよう

経営合宿は社長や幹部といった役員の結束感を高め、一枚岩の組織へと成長できるイベントです。

ベンチャーや新規立ち上げをした会社はもちろん、「経営陣の意見が食い違ってきている」「新規事業を立ち上げたい」といった既存企業もぜひ積極的に経営合宿を実施してみてください。本音を交わすことで、誤解が解けたり新たなアイデアが生まれたりするかもしれません。

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