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IGDAの「グローバルゲームジャム開催理念」と参加者のメリット

ゲーム市場が拡大し続けるなか、ゲームに関するイベントにも人気が集まっています。

その中でも、ゲームクリエイターの間で特に注目されているのが「ゲームジャム」。今や世界各地で開催され、100国を超える国々から多くの参加者が集結して行われるグローバルゲームジャムも定期的に開催されています。

 

今回は、そんなゲームジャムの起源や開催形式、国際ゲーム開発者協会(IGDA)のグローバルゲームジャム開催の理念や参加者のメリット、そしてゲームジャム開催の会場選びのポイントなど、ゲームジャム開催に際して知っておきたいことについてご紹介いたします。

ゲームジャムとは?

ゲームジャム(Game Jam)とは、ゲームクリエイターが数名で集まりチームを組んで、短時間でゲームを制作するイベントです。「ジャム」とは、もともとミュージシャンのなかでよく使われているジャムセッション(新たな曲や素材を開発するために集まったミュージシャンが、事前準備なしに音楽をつくりだす行為)との造語です。
ゲームジャムでは、ゲームクリエイターが持つアイデアをもとに、実験的にプレイ可能なプロトタイプをつくり上げるという目的があります。

ゲームジャムに参加するゲームクリエイターとは、一般的にプログラマー、ゲームデザイナ、ゲームアーティストで構成され、ゲームジャムのイベント開催者にゲームのテーマを告げられ、それをベースにして制限時間内にチームで1つのゲームを制作していきます。
制限時間はームジャムにもよりますが、一般的には24〜48時間に設定されることが多くなっています。
ゲームジャムで制作されるゲームは、おおむねビデオゲームが制作されることが多いですが、最近ではボードゲームを制作されることも増えてきています。

ゲームジャムの起源 がはじまったきっかけは?

ゲームジャムの起源は、2002年に2人のゲームクリエイターが革新的なビデオゲームを作成する目的で、自身の仕事場に小規模なゲーム開発チームを招待したことから始まりました。

ゲームジャムの開催場所と制限時間

・開催場所
ゲームジャムは、一般的にローカルイベントとして、大学や専門学校、貸し会議室、ホテルなどで開催されていますが、オンラインで繋がって開催されることもあります。
ゲームジャムに参加するために、遠方から集まる参加者も少なくないため、宿泊施設が併設された会場を用意することで、参加しやすいという特徴があります。

・制限時間
基本的にゲームジャムには、数時間から数日などの時間制限が存在します。一般的に多いのは24〜48時間、長ければ1週間という期間を設定するイベントもあります。締め切りを設けることで、集中して力を出し切るという効果があります。

ゲームジャムのビッグイベント グローバルゲームジャムとは?

現在最も有名なゲームジャムが、グローバルゲームジャムGlobal Game Jam (GGJ)です 。
グローバルゲームジャムはギネス記録を持つ世界最大のゲームジャムで、100ヵ国以上の国から数万人規模の参加者が、同時にゲームを作成します。参加者には、プロのゲームクリエイターやデザイナーから学生やアマチュアまで、誰でも参加できます。

全世界で同じ日に同じテーマでイベントが行われ、自己紹介から始まり、小規模なチームを形成し、与えられたテーマに沿って開発のアイデアを出し合い、48時間でゲームを開発します。ここで生み出された革新的な新しいゲームは、世界中の人やコミュニティに発表されています。

各場所にイベント会場を設け、会場責任者主催となり、各々で企画・運営を行っています。会場の中には国際ゲーム開発者協会(IGDA)の各支部が主催・協力するものもあり、日本ではNPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)が全国内会場の運営支援を行っています。

グローバルゲームジャム2023は,全世界の各会場で、オンライン形式、オフライン形式、ハイブリッド形式、どれかを選択して実施されます。

参考リンク:Global Game Jam JAPAN | Innovation, Collaboration, Experimentation! Jan. 30 ~ Feb.5, 2023 (igda.jp)

国際ゲーム開発者協会(IGDA)の理念

国際ゲーム開発者協会(IGDA)は、全世界のゲーム開発者を対象とした国際NPOで、IGDA日本は日本語で情報を得る場として設置されています。
IGDAは、「メンバーと仲間をつなぎ、専門能力開発を促進し、世界中のゲーム開発者の利益を擁護することにより、ゲーム開発者のキャリアを向上させ、生活を向上させる」ことを目的とし、プログラマーやプロデューサー、デザイナーやアーティスト、ライター、ビジネスマン、QAチームメンバー、ローカリゼーションの専門家など、ゲーム開発のあらゆる分野の共同コミュニティと個人のグローバルネットワークの構築を目指しています。

IGDAは、160を超える地方支部とグローバルな分科会(SIG)の開発者を集めて、彼らの生活と技術の向上を図り、ゲーム開発者になることを目標にしている学生であろうと、ベテランのベテランであろうと、米国に拠点を置いているか、世界の他の国や地域に拠点を置いているか関係なく、インディー開発者であろうとAAAスタジオであろうと、プライマリプラットフォームがPC、コンソール、モバイルデバイス、VR / AR、または卓上のいずれであろうと、歓迎するとしています。

参考リンク:IGDA – 国際ゲーム開発者協会

ゲームジャムへの参加メリット

ゲームジャムでは、普段知り合えないゲーム業界のプロと一緒にゲームを作成することができます。
プロの仕事の様子や作業を間近で感じることが出来る貴重な体験ができます。
また、チームで作品制作を行うのは、会社においてはあたりまえの事ですが、アマチュアや学生にとってはありがたい機会となるでしょう。

ゲームジャムには、「自分のアイデアを試したい」、「ゲームを一緒に作る仲間が欲しい」といった参加者が集まります。
スキルアップやゲーム開発仲間ができるだけでなく、制限時間の中で集中的にゲーム開発をチームで行うことで、難しいアイデアを現実化させたり、途中で諦めることなく挑戦することができるのも大きなメリットとなります。
また、ゲームジャムでのチーム開発の経験や、作成した作品は、就活・転職に活用することもできます。

ゲームジャムを開催するなら会場選びに拘ろう

ゲームジャム開催には、参加者の募集告知やテーマ決めなども重要ですが、会場選びに拘ることが大切です。
会場選びのポイントとしては、遠方から訪れる参加者にとってもアクセスの良さはもちろんのこと、安定したネットワーク環境、そして、宿泊施設やレストランが併設していることも、大きな基準となるでしょう。

グローバルゲームジャムの例を挙げると、イベントスケジュールは現地時間に従って48時間連続して行われます。午前5時に開始して2日後の午後5時に終了するといった具合です。また、推奨されるスケジュールでは「企画発表」や「開発段階」において区切りが設けられています。非常に苛酷なスケジュールとなるため、イベント開始前の睡眠の確保のためにも、宿泊できる環境が適しています。参加者のなかには、あらかじめ宿泊とセットで申し込みを行う人もおり、宿泊可能かどうかは参加の意思決定に大きく関与しています。

また、ゲームジャムのイベント中には、食事の提供も必要となります。ゲームジャムのイベントによっては、チケット制や事前予約制にてイベント中の食事提供を行うこともあり、それによってイベントの会場雰囲気を盛り立てる効果があります。

ゲームジャムの開催時は、本イベントのほかにも「事前勉強会」や「試遊会」「発表の場」「懇親会」などが開催されています。ゲーム開発のための参加者だけでなく、見学を目的に訪れる人もおり、食事や飲み物の提供の必要性も多いものです。
近隣よりも、イベント会場にレストランが併設されている方が格段に利便性が増すのは言うまでもありません。

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ゲームジャム開催の際は、L stay&grow晴海の専任コンシェルジュまで、ぜひご相談下さい。

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